日本の企業約400万社のうち企業数にして99.7%を占める中小企業。従業員数にすると地方の雇用の85％を創出しており、日本の地域経済を支え続けてきた存在です。”失われた30年”を背負いながら少子高齢化と向き合う日本が自国の魅力を再定義し前向きに歩んでいくには、中小企業の生産性向上・成長が欠かせません。

中小企業を取り巻く課題は様々ですが、当社は中でも「情報発信力の弱さ」がもたらす影響の大きさに危機感を持っています。良い製品や企業風土を持っていても、その魅力を整理・発信する術を持たないと顧客獲得や良い人材の採用に繋がらず、それにより社内の士気や生産性の低下を招き、その結果さらに営業や人材採用に苦戦するという負のスパイラルに陥るからです。
誰もが情報を発信できる時代になり、広告市場に新たなプレイヤーが次々と台頭する中、従来型のメディアもそのあり方を模索し続けています。その結果、種類も価値提供の方法も多様化が進んでいますが、広告主や彼らを支援するマーケター・コンサルタントにはあまり知られていません。日本の広告市場は長らく大手広告代理店による寡占市場だったので、その構造が崩れつつある今でも、両者の間には大きな情報の非対称性が存在しています。

当社は、社名である「En-Broker」に「今の市場構造では出会えない企業と企業の縁を繋いでいく」という想いを込めています。もっと知ってもらう・理解してもらうことで成長を求める企業に最適なメディアとの出会いを創出するしくみを提供することにより、中小企業の発信力を強くし、日本の経済成長をドライブすることに尽力してまいります。